myth of american sleep over 直方映画祭にて

雨のなか直方映画祭にいってきました。さすが直方だけあって田舎ヤンキーがいっぱいいました。まちがってトイレの順番に割り込んだら、さされそうなくらい睨まれました。でも、小便を我慢しすぎて半勃起だったので、絡まれずにすみました。

民家の座敷のようなちいさい会場でおじい、おばあと共に見ました。やはりこの映画はmythとうところがポイントかなって。神話というのは物語の雛形だから、ティーンエィジャーが一度は夢想することが全部でてくる。もちろん神話はフィクションだから、それはありそうのないことがおこったり、たった一夜に悲劇や喜劇のエッセンスがギュッとつまってる。でも、神話だから全部ゆるされる気がする。スリープオーバーというのは、青春の比喩だ。挿入歌がばつぐんによかった。おれにもあったよ。この一瞬にすべてを捧げてもいいと本気でおもった10代の夜が。ラストの穏やかなパレードは、本当に、ティーンエイジャーとういうくらい夜を乗り越えた大人しかわからない美しさだった。

KIDSをみて共感した世代が大人になって子供ができて、それがティーンエイジャーになるころかな。未来は明るくないって思ってたけど、いまはいろんなことを学んで、本当に午後の晴れた日の穏やかなパレードみたいだな。ところで邦題はmythが省略されてたけど、わかってねえな~。これはmythなの!